何かを始めよう!
私の人生でこれまでになかった行動を、今年の1月1日から今日まで続けています。それは「日記を書くこと」と、「お小遣い帳をつけること」です。なんだか小学生見たいと笑われるかもしれませんが、いわゆる「3日坊主」の私からすれば画期的なことです。根がめんどくさがりで怠け者ですから、何かの行動に駆り立てるモチベーションは湧きにくいとも言えます。かといってやる気があれば何でもできるかといえば、それもちょっと違います。まず、やりたいことはたくさんあります。よく言う「気が多い」というやつです。何でも間でもやりやがる人は結局何もできないということになります。「断捨離」という言葉が数年前に流行りましたが、結局、何かを「捨てること」、「減らすこと」これが必要です。絞り込むことが大事なのです。何のために絞り込むのかという「行動の意味付け」も必要です。それは、「何のために・・」という目的が明確でなければなりません。つまり、目的を考え、目標を設定し、そのために必要な事柄を整理します。そして行動することです。失敗する人は行動する前に、色々考えすぎて悩み、行動に至らないのです。とにもかくにも「やってみる」「行動し始めること」がことの成否に結びつきます。その昔、エンストしていた車をみんなで押してエンジンをかけたことがありました。動かない車を前にいろいろ考えてみるのも手かもしれませんが、まずは行動することが大事です。モチベーションは行動することで湧いてくることも真実です。家が片付いていない人は一気に手を付けるのではなく、少しづつ、たとえば今日はキッチン周り、洗面所、玄関、書斎…といった具合に順番に手を付ければよいのです。物事は分類整理することで分かりやすくなるといいます。雑然とした情報も、項目ごとに分けて、順序だてるとすっきりします。「分けるから分かりやすくなる」のです。それらすべて「まずは何かを始めよう!」です。そしてやってみた結果、軌道修正が必要になることもあります。やり方がわからなければ、今は便利なNET時代ですから検索したり、人に聞いてみることです。情報収集を行いその情報を分析します。
今、あなたは何をしていますか?
物事の優先順位が見極められない人は、「今やるべき一番大事なこと」「後でできること」などの区別がつかず、大事な時間を無駄に使ってしまうことがあります。こんな人は優柔不断な人が多いようです。また、「決断できない」、「机周りが汚い」、「必要な書類がすぐに見つからない」、「あまり意味のないことに時間を使う」、「人に任せられることを任せられない」、「何事もすべて自分がやらなければ気がすまない」こんな人が身の回りにいたらえらく迷惑です。まして職場の上司だったらぞっとします。当人のモチベーションとは縁遠いだけでなく、周囲のモチベーション低下にも影響しますから大変です。しかしながら、環境はどうあれ、「やる気」や「モチベーション」は、自分の目標を達成し、人生で欲しいものを手に入れるための原動力となります。自分自身を変えたいときや、仕事や会社でより良い状況を作りたいとき、相手と良い関係を築いたり、新しい人脈を手に入れたいときには、それを実現させる為の適切な「やる気」や「モチベーション」が必要不可欠となります。では、どのようにして、やる気やモチベーションを高めたら良いでしょうか?そのために、以下の3つのことを実行しましょう。
1.ひとつの目標に集中する
目標が複数で分散することは、意識やエネルギーが分散することになります。この結果、得られる成果は 少なく「やる気」や「モチベーション」が保てなくなります。「あれも、これもと思っていると何一つものにできない」と言われる所以です。
2.目標達成に妨げとなる要因を排除する
雑念を払うことです。その雑念を生むことになるのは、身の回りにある他の関心の対象、誘惑です。たとえば、テレビや漫画、ネットサーフィンやゲームなどの趣味や嗜好です。今、目指すべきことに目を向けて、意識を集中するためにぜひ実行してください。学生時代、受験勉強のためにテレビと縁を切ったなどという話はよく聞きます。
3.プラスの意識を持つ
私たちの身の回りにある「マイナスの感情」を取り除くこと。言い換えれば「プラスの感情」を持つことです。物事のとらえ方を上向きに考えてみましょう。「できないことに目を注ぐのではなく、できたことに目を注げ」「失たことでなく、得たことを数えよ」ということをよく言いますが、まさにそのことです。そしてこれらのことは、自分が表現する言葉次第で決まるとも言えます。「失敗した」という表現を「うまくいかない方法が見つかった」、「本番まであと1週間しかない」を「本番までまだ1週間もある」というふうに言い換えます。
ご健闘を祈ります。