昇格面接試験には、この対応がマイナス点になります。
今日はちょっと違った視点から昇格面接について書いてみます。最近は、昇格試験に受かるのが難しくなり、面接対策に苦慮されている方も多いことと思います。この際、勇気を持って面接試験に落ちるというのはいかがでしょうか。不謹慎なことを言うな!とお叱りを受けそうですが、現実は受かるよりも落ちるのは簡単です。ただし、次のような方は、落ちるのにはちょっと大変かもしれません。つまり(1)文句なく誰もが一目を置き、必要なスキルを備え「この人こそ管理職に」と将来が嘱望されている人。(3)優れた実績と、組織をまとめるリーダーシップを持ち、現に組織の様々な問題解決に貢献している人。(4)職場の誰からも好かれ、組織の上層部も認めている人、(5)時代の変化に敏感で、変化を分析ができて、将来を予測し、変化に対応できる人等々、ところがそんな人も今は厳しい時代となりましたからね。以前は、上司の顔色をうかがいながらゴマをすっていればなんて人もいましたが、その組織では通じても、他の組織で通じない人ですね。いわゆる世渡り上手は存在しますが、時代変化とともに内容は変わっているようです。でもしかし、いつの時代にも「優れた人間性をもつリーダー」は周囲を「あの人なら、あの人のために」と思わされる「やさしさと強さ」を持っています。永遠の憧れでもあります。そんな人周りにいませんか?
「面接場面」における対応で見ると次の場合は面接に落ちやすくなります。
1)声が小さい。ぼそぼそと話し何を言っているかわからない。
2)態度動作に自信が感じられず、おどおどしている。極度に緊張が伝わる。
3)質問の回答に際し、言葉に詰まる。
4)面接官と目を合わさない。表情が暗い、意欲を感じない。
5)質問の意図を理解せずに回答する。
6)想定していた質問が出ると、ここぞとばかり饒舌になり、自慢げにワンマンショーを展開する。
7)一般論や抽象的な言葉で表現し、具体性がなく、自分の言葉で表現できない。
8)いつも答え方がワンパターンで変化がない。バリエーションに乏しい。
9)答えに深みがない。うわべの体裁だけで突っ込まれると回答に詰まる。
もちろん、日常的な行動面で「管理者としての素養に欠ける」「落ちるために行うこと。
これを読まれている方は、間違っても落ちたいとは思わないはずですね。むしろいかに合格するかということでブログをお読みいただいていると思います。そこでアドバイスです。昇格面接試験に受かるには、上に書いていること反対にことをすれば良いということになります。すくなくとも上記の「不合格要件」に当てはまらないように頑張ることです。簡単なようで簡単でないのですが、最善を尽くして準備してください。
ご健闘を祈ります。
面接専科 hanasukiku@biz.nifty.jp