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Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
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面接対策  「長期決戦」か「短期決戦」か

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オリンピックメダリストから学ぶこと

今日も朝からオリンピックのメダル情報に歓喜していました。女子レスリングの伊調、登坂、土性の3選手が土壇場の逆転劇を見せて金メダルに輝きました。レスリングはお家芸と言われていますが、3階級見事な勝利です。あとは吉田沙保里の金メダルが大いに期待されます。ここで3人の試合から学んだことは、最後まであきらめないこと。全力を尽くすこと。その結果として勝利の女神がほほ笑えんだというわけです。卓球男子の団体戦は惜しくも中国に敗れたとはいえ、見事金メダル獲得で、男女ともにメダルを獲得できました。どの試合も選手の一生懸命さが伝わり、実に感動的でした。あと、今晩は吉田選手の健闘を祈りたいと思います。誰の場合もメダル獲得の陰には、たゆまぬ努力があり、何よりも強いメンタルが、より大きな自信へとつなっがているようです。どの選手も幼いころからその道一筋で取り組んできて、長い長い道のりを経てオリンピックで花を咲かせています。もちろんその競技・種目に求められる素養があって、基礎固めをしっかりしたうえで、磨き上げられるわけですから、だれでもできることではありません。

管理者への道はとっくの昔から始まっている

さて、管理者への道のりも同じようなことが言えると思います。選考方法は異なったとしても、長年の積み上げが成果につながります。したがってオリンピックと同様に素地素養があり、現場で実践の積み重ねを行い、多くの実績を生み出してやっと管理職への道が開けるのです。その意味では、必ずしも「昇格試験対策」が必要というわけではありません。ただ、いえることは効率的に自分づくりができているか、求められるスキルなどの要件に、加えて実際の面接などの場面で、しっかり自己主張ができるか?そのために必要な情報や知識と知恵があるか?あとは度胸というか、メンタル的な側面が重要になってきます。日頃から現場ではリーダシップを発揮していても、いざ面接試験では緊張のあまり実力が発揮できなかったとすれば、それもあなたの実力ですから、落ちても仕方がありません。長期間でしっかり自分自身を作り上げて、職場でリーダーシップを発揮して、周囲から認められるようになりステップアップしていくのです。自分づくりの期間はかなり長くなります。極端に言えば、新人として職場に配属されてから始まっています。コツコツと積み上げていくために、仕事を覚え、業務改善を行い、企画や提案を行い、業績を残し、後輩や部下を育てていく長いプロセスです。仕事に対しどう積極的にかかわったか、問題意識をもってきたか?そしてどう意思決定してきたか等々から評価につながります。この長いプロセスでの自分づくりが「長期決戦」です。

面接直前まで気を抜かない、あきらめない・・・・

「短期決戦」は、上にも書きましたが、日頃から現場ではリーダシップを発揮していても、いざ面接試験では緊張のあまり実力が発揮できなかったというようなケースです。これは一例ですが、面接を直前にして、いまだ自信が持てないというときの準備取り組みです。簡単に言えばテクニックの部分といえます。よく、昇格試験に先立って、職場や上司、場合によっては事業部単位で面接指導を行うことがあります。組織によっては合宿までやるところがあります。これはこれで組織内における実践的なアドバイスが受けられますから、効果があるのでしょうが、まったく違った第三者のチェック、アドバイスも必要になってきます。職場と違った第三者の目から見た時の気づき、専門的な立場で見てもらうと、大切なポイントを学んだり、見落としていたことを確認することができます。「あ~、そうだったんだ」という気づきこそが、たとえ直前でも修正行動につながり、結果に影響することもあります。以前、私のところに来られた方の一例では、自分ではこのような対応でよしと思っていたことが、実際に受け答えの動画により自分の姿を見返すことにより、客観的にみてもおかしいと自身で気づかれたのです。これほどの説得性のあるものはありません。受験3日前の直前対策でしたが良い結果につながったことは、教える側としても大変うれしいことです。ぜひ直前チェックを第三者に見てもらうことをお勧めします。

ご健闘を祈ります。

面接専科 hanasukiku@biz.nifty.jp

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