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Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
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役員面接は真剣勝負 ~昇格に向けてのホップ、ステップ、ジャンプ~

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直球対応

「役員面接は真剣勝負」と言ってしまうと、他はそうではないのかと言われそうですが、他以上に「より真剣勝負で!」という意味です。それはどういうことかと言いますと、昇格面接であれ一般の就職試験における最終面接であれ、役員クラスの面接ともなると、面接官となる役員は、その質問ひとつひとつに遠慮がないということです。ときにそれは圧迫質問であったり、偏見によるものであったり、逆に好意的であったりで、自由気ままに聞いてくるのです。ですからこの段階の面接ではそれなりの覚悟が必要です。懐の大きさ、度量、人間性を推し量る最後の場面ですからこの最後のステップをうまく乗り越えなければ勝利の栄冠をつかむことはできません。面接は厳しい人と、逆にやさしく対応する人とがうまく組み合わさっていることも多いのですが、一つは役割としてそのように対応する場合と、自然とそのような人が面接の場にいるというケースとがあります。意図的にそのように配置したり組み合わせるということは考えにくいのですが、厳しい問いに、やさしく問いかけるというのは、相手の本音を引き出すのには効果的なのです。変な例ですが、警察の取り調べの場面で硬軟両面での対応が取調べ効果を引き出すのと同じです。どう攻めてこられてもしっかり自分を主張できることが大切です。とは言え、面接さえうまくいけばというわけにもいかないのが最近の傾向ではありますが・・・・。

面接試験は重要だが、それ以前もなお重要

社会経済環境が様々に変化する現代ですが、組織内での人材選抜は、社会情勢の影響を間接的に受けると同時に、組織内の事情もより大きく反映しますから、最終的な結論はそう簡単に読み取ることは困難です。先日もある方が自信を持って面接に臨んだものの最終的には落ちてしまいました。理由は面接前に実施された論文内容の不十分さと面接での対応だろうということでした。その方の昇格試験は筆記試験当日、その場でテーマが与えられ、所定時間内に書き上げ、後日の、面接試験でその内容を3分間でプレゼンするというものです。そしてプレゼンの後、質疑応答をおこなうものでした。試験後に受けた人事からのフォローでは「論文は総論ばかりで各論に深みが無かった。もっと具体的に自分の考えを主張してほしかった」という評価でした。ご本人は「これまでの試験ではそこまで要求されていなかったのに今年から厳しくなった」との感想を述べていました。実際、昇格試験の内容は年々難しく なっています。付け焼き刃的な準備では合格、昇格には程遠いと言えます。事前の想定、予想に反して、思わぬところで突っ込みが入るとか、関連質問でどんどん深みにはまってしまうとか、もちろんその場での対応の仕方、切り返し方はテクニックとしてありますが、あくまでその場しのぎですから、後々大変になることもあります。やはり、日常的に仕事への取り組みの中から、自分で考え、行動することから自然と身につく「経験」こそがものを言うのです。

昇格準備は「ホップ、ステップ、ジャンプ」で臨みましょう。

最初の段階「ホップ」は、日常の仕事ぶりから、リーダーらしさやその要素が発揮されていなければなりません。しかも人間的な魅力や組織に対する卓越した先見性など、周囲がこの人ならと思えるオーラを見せねばなりません。次に「ステップ」」の段階では、そんなあなたが評価されて昇格候補に推薦されること。あるいは臨む試験に相応の実力を持ち合わせるということです。最後の「 ジャンプ」は、最終選考に残ること。つまり最終の面接で面接官に、管理職としてのポテンシャルを印象付けることです。ですから、昇格試験に先立つかなり前からの準備が必要となるわけです。今こそ、長期計画に基づき作戦を 練る好機と言えるのです。

ご健闘を祈ります。

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