Quantcast
Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
Viewing all articles
Browse latest Browse all 79

面接対策 脳を活性化する「読書」の勧め

$
0
0

 

ネット時代の情報収集の功罪

最近はどうも正月気分が薄らいだ感じです。コンビニに限らず、スーパーや量販店などは元旦から営業しているのが普通で、我が家の近くのスーパーは1月5日から営業開始となっていたので、サラリーマンの休業と同じで、逆に驚きです。ただ、従業員にしてみればゆっくり休めるということでよいのかもしれません。世間的には今日から仕事始めという方も多いと思います。年末年始はゆっくり休めましたでしょうか?今日のオンラインのニュースで「有給休暇をしっかりとれるトップ200社」というのがありました。有給休暇の消化率は先進諸国の中でも日本は下位で「働きすぎの日本」が未だに続いていると印象付けられます。就労環境が大変なことがわかります。昨今話題のブラック企業もそうですが、働く者にとっては厳しい昨今といえます。さて、先日(昨年12月10日放送)のNHK「クローズアップ現代」では、「読書ゼロ」と題して、最近の読書人口の急激な低下について取り上げていました。今や2人に1人しか本を読まないとか。番組で実験が行われ「日ごろから読書をしている人」「読書をしていない人」との比較でした。5人の被験者が参加して「早期の英語教育の必要性」について、論文を書くというものです。最初は全員がインターネットでキーワードを検索をして情報を得ました。次に日ごろからネットを見ている人の場合は、検索で情報を得られることの容易さにまかせて思考することをあまりしないそうです。この実験では、日ごろから読書をする人もしない人もインターネットから検索する作業をしますが、その先が異なります。日ごろから読書をする人は、参考となる書物を数点選び、実際にその書籍を読み込んで情報を集約して自分の考えをまとめるのですが一方で、インターネットで検索だけする人は、その中のいくつかの記事からコピペで論文にまとめるために、テーマが拡散し、自分自身の考え、意見がわずかしかかけず、内容も薄っぺらで深みがないといいます。最近の大学の論文がNETからのコピペで作成されていて問題になることが多い傾向にあるのは、このような形態での論文作成をするためではないでしょうか?しかし、最近はこれらを見破るソフトがあるといいますから驚きです。NET時代で電車の中でスマホをいじっている光景は一般的になりましたが、このためか、2人に一人が読書をしない時代となったのでしょうあ。確かによく考えて論理的に考えをまとめる力は衰えるているのはうなづけます。

脳を活性化する「読書」の勧め

同番組で、作家の立花隆さんがゲストで登場されていましたが、氏曰く「input output throughput」という表現が印象に残りました。いろいろとNETの弊害がいわれていますが、立花氏は「一概にNETはダメとは言えない、ネットに何を求めるか、その先が問題である。」ネットの向こうには無限の可能性があることは確かであるという意味のことをおっしゃっていました。どんな情報を拾うかで脳の活性化につながるといいます。しかしながらネットだけではだめで、さらに読書をすることが大事。思考力を広げるのに役立つというのです。本は思考力を深めるのに最適なメディアであると断言されます。たとえば有名な川端康成の小説「雪国」の一節に「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」という文章を、仮に映像を見ながら頭に描くとすると、映像で見せつけられる風景がそのまま記憶に残るのに対して、読書をすることで上記の文章を読み進めるとき、頭の中では雪国の風景を思い描くのです。そこに想像力が働き、読み手のそれぞれに異なった風景が描かれます。昔、テレビがなかったころ、よくラジオドラマを聞いていましたが、ラジオドラマは確かに想像力を高めるのは最高のものといえました。「知・情・意」のメディアといわれるの読書こそ、知識と情(感情)と意思(意見)をはぐくむことができる最高の教材です。私もスマホなどで情報検索をし、読書をすることが大事であると思うので、この両方を大切にしています。

最近はテレビ番組もオンデマンドでNETで観られます。「クローズアップ現代=読書ゼロ」NHKテレビを一度ご覧ください。

アナログとデジタルの良い面を取り入れながら、情報力、思考力、創造力を高めましょう。

ご健闘を祈ります。 


人気ブログランキングへ

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 79

Trending Articles