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Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
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キャリア設計を立てる~2016年を成長の年とするために~

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「今回は、まず落ちますよ」

これは、個人指導受講者に向けて発する私の言葉ですが、とくに最近この言葉を発する機会が多くなりました。面接試験を数日先に控えたり、1週間先といった迫った切羽詰まった状況で私のところに来る人で、案の定十分な準備ができていない人の場合、残念ながらこの一言を差し上げることになります。個人指導の中で、見受けられる態度表情受け答えの内容と選考側の選考条件との照らし合わせで判断するのですが、どうも現状で管理者としてのポテンシャルを感じないということになれば、心を鬼にして通告することになります。とはいえ、それだけで帰してしまってはこちらもプロとしては面目ないので、適切な対応方法を教示するのです。所詮、個人にお伝えすることは面接のテクニックであり、あとの経験実績はある意味十分評価されて、ワンステップを越えてきたのでしょうから、あとは運を天に任せるしかありません。そんな人も仮に「やはり今回落ちました」となっても次回へのつなぎ方を学んで帰るので、次のチャンスでよい結果を得ることになります。日ごろから申し上げていることですが、十分な準備をすること。でもこれは試験を受けるためのテクニックではなく、日ごろからの仕事ぶりや人柄を周囲に印象付けることが大事だということになります。そのためにも十分な戦略を練って「自己の進む道」を設定しなくてはなりません。それが一つは「キャリア設計」です。

丸いキャリアより尖ったキャリアを磨く

まんべんなく仕事ができ、弱み強みをおおよそ過不足なく、スキルの評価をレーダーチャートで見たときでこぼこになるより平均的にほぼ難なくこなせるようにキャリアを積む人がいます。確かになんでもそつなくこなせるという意味では重宝がられるかもしれません。でも現実に管理者を見たときには意外とでこぼこの人が多いのです。突出した能力こそが高い評価を受けるのです。もちろん何がそうなのかによりますが、不足部分は組織の中では他の人が補ってくれるのです。チームワークとは個々のそれぞれの持つスキルでお互いに補完しあって目標達成に向かうのですから、中途半端なほぼ平均的な丸いキャリアよりは、これこそは他人に負けない光る技を持っていることが、ひとつ抜きんでた存在になります。キャリアアップに繋がっていきます。

自分はないがやりたいのか?

同じ会社・組織の中でのキャリアアップを目指す場合と、特に組織の中に縛られないでスキルアップを目指す場合とのキャリアに対する価値観が違ってきます。同じ会社の中で昇進を目指すなら、その会社の持つ価値観や選抜基準に合わせて準備が必要ですが、もっと広い分野、組織の内外や、市場でのキャリアアップを目指すときには求められる価値観や基準は異なります。後者の方が厳しいかもしれません。今では終身雇用や年功序列の考え方が崩壊していく方向にありますから、広い視野で自分を生かせるようなキャリア設計が必要になります。当然、キャリアアップのために相談する相手や情報入手の方法も異なってきますから、いずれの場合も幅広い視野で多くのチャンネルをもって自己形成、キャリア設計をする必要があります。そのためには、まず自分は何がやりたいのか?をじっくりこの年の初めに考えてみることが必要です。

2016年新年がスタートしました。今年こそ!・・・・・ご健闘を祈ります。(元旦に本年初回ブログを書き終えることができました。)

面接専科 hanassukiku@biz,nifty,jp


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