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Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
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面接対策 「想定問答」だけでは不十分

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矢(質問)は一方向だけからは飛んでこない 

面接の準備といえば、「想定質問を考えること」が頭に浮かびます。おおよそ想像できる質問を想定するのですが、その質問は、面接カードなどから質問されるだけでなく、面接のスタイルによっては事前に提出した小論文や提出した論文内容をプレゼンした後に、その内容から個別に質問官から質問が出されるなどいろいろな形態が取り入れられています。時間も10分程度のものから、30~40分、あるいは1時間、また、2回にわたって実施というところもあります。いずれも入念に準備をして面接に臨むのでしょうが、その準備した想定質問がありきたりのワンパターンの質問形式の場合、しかもその質問を丸暗記で面接に臨むと必ず、準備不足であると読まれてしまいます。一般的な面接試験の質問のパターンはその種の面接対策本に出ていますが、型通りの面接官の質問だけを練習していても、肝心の内容についての理解が不十分ですと、問われている質問の意図を拾えないことと、回答する場合の表現に困ってしまいます。面接にのぞむ場合は、あらゆる質問に対して、あらゆる訊き方に対して、適切に回答できるように理論武装を行うことと、表現方法を何通りも持っておく必要があります。何より、総合的に知識と経験を増やして、しっかりと自己形成する必要があるのです。もちろん想定質問を否定するつもりは毛頭ありませんが、有益な想定質問を考えるようにしておくことが必要です。そしてその想定質問に頼らないことです。中途半端に頭に入れて、本番では何とかなるだろう思っていたら大やけどをします。矢(質問)は、同じ方向(問い方や、内容)とは限りません。そのあたりを十分に準備で取り組んでおかないと大恥をかいてしまいます。そしてもうひとつ大事なことですが面接の問いかけ(質問)に即反応できなければ、まず合格は遠のくと思っても過言ではありません。早押しクイズのような反応は求められないものの、わずかな沈黙や、答えに躊躇していると競争率の高い面接であるほど選考外になる傾向が高いのです。一般の就職面接の場合ならほかがよほどよくない限りは落ちてしまうことも知っておいてください。 

いつも心に「なぜ?」を問いかける習慣を身につける 

面接の質問に柔軟に対応するために、まず、あらゆることに関心を持ち、問題意識を持つようにしましょう。日頃から頭の中に「なぜ?」を意識し、自分問いかけてみます。自己への問いかけに答えることができるなら。疑問点は常に解決し、さらなる深堀をすることが大切です。

あらゆる方向からとらえる(考える)習慣を身につける

「オズボーンのチェックリスト」というのをご存知でしょうか?アイデアがでない時にアイデア抽出の手法。ブレーンストーミングの考案者である、A・F・オズボーンによる発想の法則です。発想の飛躍ができるので、思いも寄らないアイデアが生まれることもあります。次の9つの視点からとらえることで新しいアイデアが生まれるといわれています。1)他に使いみちは、2)応用できないか、3)修正したら、4)拡大したら、5)縮小したら、6)代用したら、7)アレンジしなおしたら、8)逆にしたら、9)組み合わせたら

 明確な意思表示を・・・・はっきりとモノを言う 

また、常に疑問に思ったことに対して自分の意見を口に出して表現します。その際には、工夫が必要です。思いを言葉にするという作業では、要点を押さえ、簡潔に構成して述べなくてはなりません。明確な意思表示が必要です。使う言葉も選びましょう。語彙が豊富で、表現が豊かな人は尊ばれます。  

話の構成を考える・・・・整った話は分かりやすい 

よく、「論理的に話せ!」といいます。雑然とした話、話材の断片も、分類整理することで「わかりやすく」なります。項目だてたり、順序だてたり。そして何より簡潔に表現することが大切です。面接で面接官が一番嫌がることは、長々とまとまりのない話をして「自己満足している人」です。おおよそ面接に失敗する人に見かけられる傾向です。果たして自分はどうか?ぜひ振り返ってください。今日はこの辺にしておきます。

ご健闘を祈ります。


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