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Channel: 面接試験対応「成功する7つのポイント」完全個人指導 =面接専科=
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面接対策 「昇格試験は、なぜ、早い時期からの準備が必要か」

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面接だけではわからない?

ここ最近、政治の世界では、新人議員の不祥事の問題が話題にのぼります。特に一般公募で議員になった人のケースが目立つため、公募のあり方が問われています。先日もある番組で問題のあった議員について、公募時に行う論文や面接だけでは、その人を知ることが難しいと元国会議員が話していました。確かに公募で議員を選ぶ場合は、自己推薦やペーパー試験と面接だけでは見えない部分が多いのは事実です。一方で昇格・昇進試験ではどうでしょうか?本ブログでは、常々、面接は「人間性を見る重要な機会である」旨を書いているのですが、昇格試験を受けるまでのプロセスで、業績評価や職場推薦(上司推薦)、一定の資格試験の取得を求めるなど様々な要件があり、ある程度はプロセスの中で振るい分けがおこなわれるのです。そして、次のステップで筆記試験や幾つかのアセスメントを経て、最後に面接を受けて総合的に判断されるのです。そこでただ単にいかに試験に受かるかということだけを考えていると失敗するのです。そもそも管理職とは何か?昇格や昇進とは何かがわかっていなければなりません。リーダーシップやマネジメントのスキルに長けていること、そのポテンシャルを秘めていることが大事です。それにプラスして幾つかの要素が付け加わります。付け焼き刃的な準備は禁物です。すべてが整った末の最後の面接試験はやはりとても大事です。あなたの「為人そのもの」が面接で見抜かれるのですから、ちょっと力を入れないといけません。 

周囲から見られている

最近の企業や官公庁の不祥事は、とてつもなく大きなものがあります。社会的に名の通った組織の不祥事には驚きですが、少々慣れてきた感もあります。これはあまり良いことではありません。コンプライアンス(法令遵守)という言葉がかなり浸透し、人々の中に高い関心を持たれているのも確かなようです。こんな時代ともなると企業の社会活動には多くの目が注がれ、それが時に政治に影響を与えたり、消費者運動となって問題改善につながることもあります。不祥事について、社会の目は厳しく、問題があれば、組織は指摘、批判を受けることになります。ただ、その問題の一部は外からは見えないことが多いのですが、最近は、内と外から監視の目があって、内部からの告発により事が表沙汰になることが多くなっています。事実、昨今の不祥事の多くは内部告発がほとんどです。企業活動には、世間(消費者)の目、マスコミの目、内部の目があり不正は遅かれ早かれ表に出てくることになります。ですから、組織は「正しい仕事を正しく行うこと」が求められるのです。その「正しい仕事を正しく行うのは人」つまり組織に属する社員や職員です。もうすぐ4月です。企業、組織には新たに新入社員が入って来る季節ですが、私はいつも新人教育では「正しい仕事を正しくやりなさい」と講師の立場で言っています。 こんな時代になったこともあり、評価項目に「倫理観」が加わるのもけっして不思議ではありません。今は、多くの目で見られていることを意識しつつ、正しく生きていかなくてはなりません。

評価につながる自分作り

なぜ、このようなことを書くのかというと、昇格に関わる人事評価も同じことが言えるからです。色々な方の面接指導のときに、最近耳にすることは昇格試験の受験者の職場や関係者に日頃の仕事ぶりを聞きに来たということがあっというのです。これは、選考段階の最後に絞り込みを行うためのものです。受験者の評価の参考として聞いてくるのですが、これが結果に決定的に影響を及ぼすこともあります。最近「360度評価」という言葉を聞いたことはありませんか?職場の上司、同僚、部下が一定の評価項目で評価するという多面評価のシステムで、新たな人事制度として導入する企業も増えています。前述の「昇格試験の受験者の職場や関係者に日頃の仕事ぶりを聞きに来た」という出来事は、「360度評価」ではありませんがに近いものがあります。新しい評価の傾向では、やはり日ごろの仕事ぶりやスキル、人間関係などが大事になってきます。以前では考えられなかったことですが、今後は日ごろから高い評価を得る一場面として「日常の仕事ぶり」を意識する必要があります。360度評価にはメリット、デメリットの両面がありますがいずれにしても以前から比べるとずいぶん大変になったといえます。日ごろからの自分づくりが大事だといえます。別途ご案内の「チャレンジコース」は3か月以上余裕を持って面接対策を取っていただくための機会として提供しようというものです。高い意識を持ち、積極的に仕事に取り組む人は自ずとリーダーシップを発揮し、周囲からも高く評価されているはずです。日常が大事ですと常々言っているのは、このような事情・背景があるのです。

ご健闘を祈ります。

前回ご紹介した、チャレンジコースをはじめとする、面接対応個人指導にご興味がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

面接専科 hanasukiku@biz.nifty.jp

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